東京オリンピック・パラリンピックまで2年半を切り、各方面で2020年に向けた機運が高まる中、「障がいのある外国人旅行者の力になりたい」と製作された、海外の障がい者に向けた日本観光の英語情報サイトが注目を集めています。
そのサイトの名は「Accessible Japan」。
製作者は、カナダ出身の日本人、グリズデイル・バリージョシュアさん。
生後半年のころに出た高熱が原因とみられる障がいが手足に残り、自らも4歳から電動車いすの生活を送っていらっしゃいます。 

さて、観光立国を掲げる日本の訪日外国人旅行者数は増加の一途を辿り、昨年統計で2869万人を記録。
2020年、パラリンピアンをはじめ多くの障がいのある外国人が来日されることは明白です。
それに向けて、日本はどのように受入れや、人材の育成、情報発信の準備をしているのか。

日本の真価が問われる2020年。
今回のおとこ塾では、「国籍を変えるほど、日本のことを愛している。障がいがあっても世界中の方々に日本の旅行を楽しんでいただきたい」とおっしゃるグリズデイルさん、また、庁発足の準備段階から体制づくりにかかわり、観光立国日本を目指す観光庁の水嶋さん、国土交通省において最前線でその仕組みづくりに取り組まれていらっしゃる長井さんと共に、アクセシブルな社会について、2020年までに私たちが為すべきことは何かを考えます。