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Vol.009 「男の着想」

2016年7月13日(水)

会場:八芳園 ノクターン

メインスピーカー:
奥寺 康彦 氏
元プロサッカー選手、横浜フリエスポーツクラブ 取締役会長
アンドリュー・マコーミック 氏
元ラグビー日本代表、摂南大学ラグビー部テクニカルディレクター
塚原 光男 氏
元体操選手、日本体操協会 副会長
ファシリテーター:
井上 義則 氏
(株)八芳園 取締役専務 総支配人

2016年度第二回目のおとこ塾、テーマは「男の着想」
当時世界最高のリーグと言われたドイツのブンデスリーガでプロサッカー選手として活躍した奥寺康彦氏、ニュージーランドから単身来日し、外国人として初のラグビー日本代表の主将を務めたアンドリュー・マコーミック氏、そして「月面宙返り(ムーンサルト)」を発表して世界を驚かせ、3回のオリンピックで個人2個・団体3個の金メダルを獲得した塚原光男氏。それぞれの視点から、「誰もした事ない事への挑戦」「後進育成の考え方」を語っていただき、「チ-ムワークの重要性」「オリンピックの見所」など、井上専務のファシリテーションで、受講者も参加した活発な議論が展開しました。


 ー チームとして何ができるのか、そして個人が何をできるのかを掌握する

  • ドイツの監督の出会いがなければ、プロになることはなった。
  • トップに立つ人は、選手が何をできるのかを、観察し、理解することが重要。
  • 選手も自分に何ができるのかを理解し、目標を立ててクリアする成功体験の積み重ねが、自信となり、次の課題もクリアできると思えるようになる。

ー チームプレイにおいては、チームメイトを知ることが重要

  • グラウンド内だけでなく、グランド外でもチームメイトの人間性理解することが大切。
  • 日本に来て、ニュージーランドにいる時よりも、FOR THE TEAM を大切にした。その結果、人間的にも、プレイの面でも成長することができた。
  • 日本の選手と、ニュージーランドの選手の違いは、予想外の局面での、選手個々の判断力に差がある。

ー 好奇心がチャレンジの源泉

  • 体操を始めたキッカケは、人の出来ないことをしていることに魅力を感じたから。
  • 初めてプレッシャーに直面した時、弱い自分を受け入れる事で克服できた。
  • 超一流の体操選手は、体操意外のことを、あまり考えていない。それを楽しんで、集中できる選手が、超一流の選手となる。