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Vol.001 「にっぽんの良さと、新たな取組みへの挑戦」

2014年8月22日(金)

会場:八芳園 リンデン

メインスピーカー:
白石 康次郎 氏
海洋冒険家
井上 文太 氏
画家
齋藤 真嗣 氏
米国医師免許取得ニューヨーク州医師 ファシリテーター:
永井 純二 氏
(株)エル・エー・シー 代表取締役

にっぽんの良さと、新たな取組みへの挑戦をテーマに、日本が誇る庭園「八芳園」に熱いおとこ達が集まりました。
にっぽんが抱える現代社会の課題に対して取り組む活動体として「おとこ塾」が始動しました。 参加者からも熱い意見が飛び交うテーマサロンとなりました。


ー 勉強のみの先生は人気が出ない

  • 何故ならば学校の先生になりたい人は「ある意味、夢を叶えている」からだ。 しかし、その夢は「一つのパターン」しか叶えられてない。情報社会により、先生と生徒の知識は一緒になってきている。 そのため、ネットに書いていない情報を持っている先生は人気がある。ワンパターンの先生から変わった生徒は生まれにくい。教える、ものがないのだから。

ー ネット依存は中毒、本当の意味でのコミュニケーションとはいえない

  • SNSをコミュニケーションの手段としては「男性らしい男性」にはならない。ネット依存から今すぐ脱却すべきである。
    また現代は子どもへ気を遣いすぎている。以前は医師と来院した子どもの関係は、「おい、ボウズ」で成り立っていた。なぜ今は患者へ「さん」を付けるのか。 コミュニケーションの課題も背景としてあろう

ー 円満とは有耶無耶にすることでない

  • コミュニケーションの不足から衝突を避ける傾向となる。
    女の強い時代、男が立ち上がるのを待つのも一つの手。流れに逆らわないのも一つである。

ー 親が仕事以外の趣味を持つことも大切

  • やりたい事や夢が見つからなかった人がサラリーマンになるという答えの現代。
    子どもに仕事を誇れない大人たちが増えている。
    子どもの変化のみではなく、大人の置かれた状況も当たり前と考えずに行動をする必要がある。 何か行動しなければ何も起きない。安全・安心の中から偶然の出会いは生まれない。偶然の出会いから新しい道が見いだされる。日本の現代社会はシステム化されている。 一つの道を踏み外さないようリスク回避思考が蔓延した。その一つが男女平等参画への間違った認識だ。
    このような時代だからこそ「大人って楽しい」と、次世代の子ども達へ見せる必要がある。「魅力ある大人」が求められている。